技術情報

縦断活荷重について

  1. 縦断活荷重提案式は、3次元シェル解析などを用いて考案したもので、あくまでも参考です。
  2. 自動車荷重は車両制限令に基づきT-25を想定しています。
  3. 土かぶりが1m以上である荷重パターンは、「共同溝設計指針」(昭和61年3月 社団法人日本道路協会)の適用範囲であるので、それに準拠したものです。
  4. 横断活荷重で考慮している「断面力の低減係数β」については、「プレキャストコンクリート共同溝 設計・施工要領(案)」(平成6年3月 財団法人道路保全技術センター)に掲載されている「巻末資料-2 輪荷重 T-25」の考え方に準拠し、縦断活荷重提案式では考慮しません。
  5. 土かぶり1m未満である荷重パターンは有効長の影響を受けるので、敷設設計のブロック割りにおいて、注意が必要です。

なお車両占有幅以上のボックスカルバートの設計においては、設置される状況を考慮して載荷幅を決定することもできます。

縦断活荷重の考え方(PDF:843KB)